投資の勉強で学んだ組織の悪弊
こんばんは、よっぴーです。
日々投資の勉強をしていますが、今読んでいる本は『バフェットからの手紙 第4版』です。投資の本と言いながらもそれだけではなく、人生哲学なども含まれる深い内容です。
まだ半分しか読めていませんが、その中でも心に残ったのが、「組織由来の旧習」の
部分です。それは、
①ニュートンの運動の第一法則に支配されているかのように、企業は現状の方向をかたくなに
守ろうとする。
②暇な時間をつぶすために仕事を増やすかのように、企業は事業計画や買収計画を実行して
手持ちの余裕資金を使いつくす。
③トップが入れ込んでいる事業は、それがどれほどバカげたものでも、部下たちによる収益上、
あるいは戦略上の詳細な分析によって迅速にサポートされる。
④事業拡張、買収、役員報酬の設定など何であれ、同業他社が行えば、企業は無意識に追随する。
というものです。私もサラリーマンですので、自分の会社についつい当てはめてしまいます・・・
もちろん自分の仕事のことも大事ですが、投資先を研究する際にも役立つところです。たとえ会社の内部情報に触れられなくても、これらの内容であれば経営計画、株主通信、決算短信などの公開情報だけでもある程度推測できるような気がします。そうはいっても難しいとは思いますが、もともと株式投資は楽なものではありません。日々の学びの積み重ねです。
ということで、明日も頑張っていきましょう。それではまた。