バフェットからの手紙を読んで
こんばんは、よっぴーです。
『バフェットからの手紙』を読みました。
アマゾン、楽天のレビューにある通り、確かに難しい内容です。何度か再読すれば内容がもっと頭に入ると思いますが、そのためにはもう少し会計知識などを身につけなければいけません。
それでも、今回読んだ中で参考になった点が2つあります。
それが、ルックスルー利益と株主利益です。
①ルックスルー利益
会社は持分法が適用され、その会社の業者や財務状況が親会社のB/S、P/Lに反映されます。
ところが、20%未満しか保有していない場合は反映されないのです。
この反映されない利益が「ルックスルー利益」です。
投資先の会社の業績、財務状況を出資比率に応じて反映させなければ、正しい会社の価値は
わからないとの考えです。
②株主利益
数式で表すと、
株主利益=「会計上の利益」+「各償却費(非現金費用)」-「事業に必要な設備投資」
「株の価値とはその事業が生み出すキャッシュフローの現在価値合計」という考えに基づいていますが、このように定義すると次に問題となるのが、「その事業が生み出すキャッシュフロー」とは何かということになります。事業が生み出すキャッシュフローといえば営業キャッシュフローですが、事業を続ける上では設備投資が必要となります。
この設備投資分を無視して本当の会社の価値は求められないとの考えです。
実際にバフェット氏が投資で成功しているということは考えれば、この会社分析の考え方を素直に自分の投資に取り入れていきたいと思います。
学ぶとは、もともと「まねぶ」。つまり真似をするということ。いわゆる守破離の「守」にあたります。
まだまだ駆け出しの投資家として、どんどん先人の知恵を取り込んでいきたいと思います。そして、いずれは自分の投資手法を作りあげていきたいです。
それではまた!