株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

株式投資のリスクを考える

こんばんは、よっぴーです。
 
 
ブログを始めた目的の一つに、自分の考えを整理することがあります。その一環として、
株式投資のリスクを考えてみたいと思います。株式投資は危険だからやらないという人と
話をした際に出た意見に対する私なりの反論です。
 
 
①投資先の会社が倒産したら無価値になる
これは株式投資をする上で最悪の状況を想定した意見です。ですが、それを言うならば、
国家が破綻したらお金も無価値となります。あらゆる資産は、最悪の状況になれば限り
なく無価値になりますので株式投資だけをやり玉にあげるのは不公平です。
 
それに、なぜ株式投資をするときだけ会社が倒産したらと心配するのでしょうか。
サラリーマンなら、自分の務め先が倒産することこそ最大のリスクです。いかなる会社も
倒産のリスクがあります。収入源が断たれた時の備えはできているでしょうか?
残念ながら、このような心配をしている人で勤め先の倒産に備えている人に出会った
ことはありません。
 
 
②元本割れのリスクがある
これもよく聞く意見です。預金しておけば、100万円は10年後も100万円という理屈です。
(あえて利子は無視しています。)
 
これには、こんな反論はどうでしょう。
100万円とは、1万円札が100枚あるということです。それが10年経っても100枚あるという
ことであるならば、ある会社の株式100株も10年経とうが100株です。(分割、統合はあえて
無視します。お金にもデノミがありますので。)通貨も株式も、基本的には何年経とうが枚数は
変わりません。だから元本割れはしませんよ?
 
 
それはさておき、なぜ100万円は10年経っても100万円なのでしょうか。答えは簡単です。
ものの価値は、金に不動産、仮想通貨に肉、野菜まで、それが何であれお金で表現される
からです。なので、そういった意味でお金の価値は不変です。逆を言えば、価値の尺度を
お金以外で表現すれば、お金の価値も変動していることが理解できます。そう、インフレ、
デフレです。物価の上昇、下落とも言いますが、ようは貨幣価値の上昇、下落です。
 
しかしそれだけにとどまらず、1990年代以降、私たちのお金の価値は定期的に減っています。
それは消費税です。消費税が上がればお金の購買力が低下しますから、価値は減ったことに
なります。2019年には10%に上がる予定ですから、さらに購買力は低下します。これに対する
備えは、預金で正しいのでしょうか。
 
 
③私はギャンブルはしません
これは、②と同じでお金を価値の尺度にした意見ですが、一番やっかいです。価値の変動に
賭けることをギャンブルというのであれば、株式投資もギャンブルになりますから。
 
ですが、ここまできてしまうともはや反論は不要です。他人が私に株式投資を止めさせることが
できないのと同じように、相手に株式投資をさせることはできません。こういう人とは、投資
以外の話題で楽しく付き合いましょう。
 
 
以上が私なりの意見です。誰かの参考になると幸いです。
 
 
それではまた!