株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

株を売る時は来るのか

こんばんは、よっぴーです。
 
 
株を買うのは難しいですが、売り時も難しいです。バフェットよろしく、私の理想の保有期間は「永久」と言ってみたところで、沈み始めた船に乗り続けるわけにはいけません。会社が潰れてしまえばただの紙くずになってしまいますし(電子化された今では、紙切れすら残りません)、業績が伸びない会社から利益は得られません。
自分でコントロールできないものがある以上、嫌でも売らざるを得ないときはやってきます。
 
では、株の売り時はいつなのでしょうか。いろいろ考えると、主な売り時は以下の4点になると思います。
 
①自分が投資するときの前提が変わった時
②より良い投資先に出会った時
③あまりにも割高になった時
④お金が必要になった時
 
 
①は、株を買うときの話になりますが、株を買うときには必ず何らかのストーリーを描きます。今の流行りや今後流行りそうなものであったり、企業の成長イメージなどがそれにあたります。それが、技術革新、ライフスタイルの変化等で崩れてしまえば、その株を保有する理由がなくなります。
 
②はシンプルで、より確実でより利益を上げられる投資先が見つかった場合です。滅多に出会えませんが、もし出会えば躊躇することなく乗り換えましょう。
 
③は微妙なところで、突然株価が上昇した場合です。ケインズの言う通り、株価は長期的には業績を反映しますが、短期的には美人投票です。有名な投資家やファンドの買いが入った株が急上昇するのはよくあることです。
仮に株の保有期間を永久と考えると、投資家が株から得られる利益は配当金のみになります。とすれば、売却益とは配当金の前払いとも考えられます。この前払い金が何十年分ともなれば、もう充分と売ってしまうのもよいでしょう。
 
④は語るまでもありません。
 
不祥事、災難など、世の中には避けられないこともありますので、売り時も考えておいた方がいいのでしょうね。
 
 
因みに、株の売り時に関する名言で私が一番好きなのはこれす。
 
「正しい魅力的な株を買っておけば、その株を売る時は・・・来ないかもしれない。」
(フィリップ・フィッシャー 『株式投資で普通でない利益を得る』)
 
格好いいですよね。私も、自分の保有銘柄に対してこんな風に言える投資家でありたいと思います。
 
 
それではまた!