株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

マッチング拠出よりも先にやることがある

こんばんは、よっぴーです。
 
 
去年会社から、確定拠出年金のマッチング拠出を始めたという案内がありました。説明会は特になく、どこぞの証券会社だか協会だかが作成した説明動画を各自見てねっていうゆる~い案内です。
マッチング拠出が何か知らなくても、そこまで実害はないからいいんですけどね。
 
そんなことより私の会社の場合、確定拠出年金とは何かを説明した方がいいと思うんですよね。この制度の説明って、思い返せば入社時に、「会社が掛け金出すので、みなさんで運用してね。受け取る年金はその結果で増減するよ。」くらいで、いきなり申込書を書かされ、運用商品を決めさせられた記憶しかありません。
因みに説明してくれた人事部の人は、全額、海外株式のアクティブファンドにしているって言ってました。信託報酬が2%弱もある投資信託です。運用見直すなんて、よっぽど資産運用に興味がないとしないから、今もそのままなんでしょうね。このご時世ですからマイナスってことはないですが、どうなっているか気になるところです。
 
今にして思えば、確定拠出年金って運用責任を会社から社員に移す制度なので、私の会社は不親切すぎます。大学卒業したての若者に、いきなり自分らで運用しなよってのはダメでしょ。資産運用とは何ぞやという研修をやるべきです。運用結果によっては、その人の老後を左右する重要事項ですから。
 
ところで、何かでふと知ったのですが、私の会社は想定運用利回り2%で掛け金を算出しています。つまり元本確保型商品だけで運用すると、昔の確定給付の時代よりも年金額が少なくなります。でもそんな説明聞いた覚えがありません(←記憶にないだけかも)。何の知識もない人に投資信託は元本割れすることもありますなんて言ったら、そりゃみんな元本確保型の商品にするじゃないですか。でも想定運用利回りが2%なので、それだと結局昔より年金は少なくなりますってとこまで言わないと。その上でどこまでリスクをとるかを判断させる。ここまでやって、初めて制度の説明です。会社のあまりの不親切さに、何だか腹が立ってきした。
 
それでも、入社3年目にふとしたきっかけで運用商品を本気で見直すことができた自分はラッキーでした。どんなリスクがあるかを理解し、どのリスクを取るかを自分で決めたポートフォリオです。結果がどうなろうと悔いはありません。
やはり資本主義社会で生きるには、何事に対しても自ら進んでそれ相応の知識を身に付ける必要があるようです。
 
 
それではまた!