やっぱり株は不思議な商品だ

こんばんは、よっぴーです。

 

 

JTの第一四半期の決算発表がありました。

たばこ事業自体は成熟産業であるため、可もなく不可もなく、まあこんなものかなといった感じです。ロシアのたばこ会社の買収が控えていますが、キャッシュも安定しています。

 

で、今回の決算発表の目玉は、何といってもプルームテック全国展開の前倒しでしょう。もともと今期の後半から利益貢献すると発表されていましたが、それが早まる公算です。従来からの安定した業績、高配当に加え、今回の利益成長期待まで出てきたため、JTの魅力が一気に高まった格好です。

今日はそれが材料となり、一気に6%近く株価が上昇しました。

 

こうなると不思議なもので、2,800円代をうろついていたころには買おうかどうか迷っていたにもかかわらず、3,000超えた今日の勢いを見ると俄然欲しくなってきます。

 

 

安いときには買おうかどうか迷うのに、高くなると欲しくなる。この株の魔力に対抗できるかどうかが、株式投資で成功できるかを分けることとなります。いかなる商売であれ、基本は安く仕入れて高く売ることです。

ところが、株だけはこの商売の基本を守ることが非常に難しい。毎日価格が変動するうえ、誰も正しい価格がわかりません。そうなると、上がるものは上がり続け、下がるものは下がり続けるように思えてきます。そして最後にこれが災いし、高く買って安く売るという誰がやっても損をする行動に走ります。

 

 

上げ相場に取り残されて不安になることもありますが、上がっているからという理由だけで買うのは止めましょう。過去を見ても、株価は上下運動を繰り返しています。待てば必ず買い時は訪れます。その時までに、正しい知識と度胸を身に着け、投資資金を貯めておきましょう。

 

 

それではまた！