株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

投資において傲慢は罪

こんばんは、よっぴーです。

 

せっかく涼しい日が続いていたのに、今日はまた暑さが戻ってきました。

それにしても、会社を出てもまだ空が明るいの見ると何だが憂いしいですね。1日24時間なのは春夏秋冬変わりませんが、夕方に空が明るいというだけで心なしか1日が長く感じられます。

 

さて、株式投資に限らず全ての勝負ごとに共通しますが、人は成功すれば自分の実力だと自慢し、失敗すれば運が悪かったと嘆きます。失敗する度いちいち自分を責めていては心が持ちませんから、これも一種の防衛本能なのかもしれません。

 

しかし、この心理に気付けないと人はだんだん傲慢になります。自分には未来が見通せ、何もかもが思い通りにいくような気がし、必要以上のリスクを取るようになっていきます。そして、最後には全てを失います。

これは、株式投資でも変わりません。

 

過去5年の日経平均の推移をみると、2013年5月31日に約13,774円を付け、今日は22,437円です。割合にして60%の上昇。つまり、理屈の上では2013年に株を買って持ち続けていれば、誰でも資産を1.5倍以上に増やすことができたことになります。銘柄分析なんて手間のかかることは必要ありません。文字どおり「ただ買う」だけでよかったのです。そしてこれは、2013年5月から今日までに増やすことが資産のうち、少なくとも6割の増加分は運だということを意味します。

 

しかし、運と実力を見分けるのはとても困難です。人は、反射など本能に従って行動をするときを除き、何かしらの意思決定をしています。そのため、それが良い結果をもたらしたときに運を実力と勘違いしてしまいます。そして長い時が経ち、初めて単に運がよかっただけだと気づくことになるのです。そして不幸なことに、気付いたときには多くのものを失っていることでしょう。

 

投資において、自分の実力を過信してはいけません。確実に利益をもたらす魔法のなんてありません。だからこそ、利益を追い求めるのではなく、常にリスクと向き合うことでが最良の心がけになります。

 

投資の原則、

 

1.決して損しないこと。

2.1つ目の原則を忘れないこと。

 

この言葉で、運と実力を勘違いしないよう常に自分を戒めていきましょう。

 

それではまた!