時間はどこへ消えた?
こんばんは、よっぴーです。
仕事柄、ITによる業務効率化、自動化の仕事を手掛けています。
あ、コンサルティングとかではないですよ。あくまで社内向けの話です。
それでいろいろとシステム導入したり、プログラム改修したりして対応してきました。ところが、ヒアリング結果をもとにすればそれなりに業務時間を削減しているはずなのに、一向に業務に余裕ができたという話も、コスト削減できたという話も聞こえてきません。
あれ?効率化で生まれた時間はどこへ消えた?
原因はいろいろ考え付きます。
①ヒアリング結果が盛られている。
1日の業務内容とかかった時間を書き出すとわかりますが、意外と無駄にしている時間は多いんです。雑談、トイレ休憩、眠気、やる気の低下などなど。その結果、業務内容を書き出して時間を割り振ると実態よりも多くなってしまうことがあります。
②目的がない。
本当は、人件費を抑えたい、空いた時間に新たな業務をさせたいなどの目的があって行うべきものなのに、それがないまま効率化だけやってしまう場合です。効率化は手段なのに、それが目的になってしまっているのです。
そしてこの2つが交わると、何が起きるのでしょうか。
仕事量は減っているのに人員配置は変わらず、新たな仕事もやってこない。そうなると、本来7時間で終わるはずの仕事を8時間かけるという誰もがうらやむ(?)事態が発生します。そして、効率化を進めた結果得られたものが「生産性の低下」だけという奇跡が起きるのです。
効率化って難しい。そんな今日のこのごろです。
それではまた!