株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

「もし株」、私ならどうしているだろう

こんばんは、よっぴーです。

 

2018年も残り1か月を切りました。最近はやりの言い方で言うと、平成最後の12月です。私の脳裏には未だに登美丘高校のバブリーダンスが蘇りますが、あれはもう1年以上前なんですね。時がたつのは早いものです。

 

さてタイトルの「もし株」ですが、何のことかわかる人はいないでしょうが、これは「もし個人投資家よっぴーが日産の株主だったら」の略です。

 

ようは、カルロス・ゴーン逮捕のニュースの感想です。

センセーショナルなニュースでしたが、だいぶ情報が出てきましたね。

 

 

否定する向きもありますが、よっぴーの感想は、日産の日本人幹部と日本政府が日産をフランスに渡したくないという一点だけで企てたクーデターというものです。

 

逮捕のニュースが駆け巡ったすぐ後に出た罪状は、有価証券報告書の虚偽記載という金融商品取引法違反です。2010年~2014年に有価証券報告書へ記載した報酬の総額は約49億5千万円でしたが、実際は100億円で、未記載の報酬が50億円あったというものです。

 

これだけ見ると、もらった報酬を半分隠すなんてとんでもないと思います。しかし今となっては、実際に受け取った額はあっていて、退任後の報酬についての扱いが争点である模様。露骨なまでの世論操作ですね。

 

日産自動車三菱自動車という2大自動車メーカーを外国に渡してなるものかという政府の意向と、過去を忘れ、格下のルノーなんぞに乗っ取られてたまるかという日産内部の意思が見事に合わさった茶番劇ですから。

 

 

さて本題の戻ります。

 

私が株主だったらどうしていたかというと、株は売り払っているでしょうね。だって、カルロス・ゴーンのいない日産に魅力なんてありません。カルロス・ゴーンと言えば、日本人経営者が誰一人できなかった合理化を推し進め、日産を倒産寸前から一気に復活させたカリスマ経営者です。

 

その上、後を継ぐのが、不正を見逃し続たくせに被害者面する現社長なんでしょう?

私が株主なら、もううんざりです。

 

日産くらいの規模の会社で、カルロス・ゴーンほどの経営者を年2、30億円で雇えるなら安いものでしょう。東芝のように赤字を黒字と偽ったのではなく、間違いなくあれだけの利益を出したのですから。

 

権力の集中は危ないと言いますが、今回の騒動で分かった通り、取締役会の決議で代表権や会長職をはく奪することができます。つまり、取締役が善管注意義務、忠実義務を果たすことができれば、悪がのさばることはありません。もしあるとすれば、それはオーナー企業のオーナー経営者が悪意を持った場合だけです。

 

今回は日産の取締役会が全く機能していなかっただけであり、責務を果たせなかった取締役が今後の経営を担うなんて許されないでしょう。臨時株主総会を開き、信任を問うてからにすべきです。

 

とまあ、勇ましく書いてはみましたが、現実には難しいでしょうね。理屈の上では正しくても、みんな自分の生活があります。だから私は、この事件の行く末を離れたところからも守ります。

 

ところで、投資をする上では経営者が信頼できるかどうかは重要な要素ですが、投資をする時点で見極めるのは困難です。しかし、信頼できないことが明らかになったのであれば、そのような会社からは一度離れた方が無難でしょう。

 

日産の株主に幸あれ。

 

今日もまたRIZAP買いました。

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それではまた!