株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

複利の力をなめるなよ

こんばんは、よっぴーです。

 

長期投資をする上で必ず理解しなければいけないのが複利の力です。

複利ではありませんよ。”複利の力”です。

 

これを知らずしてどうして長期投資ができようか、というくらい重要です。 

 

だって、株式投資は危ないという先入観を持っているとして、株式の平均リターンが年7%だと言われれば、誰が株式投資なんてするでしょうか。100万円もの資産をリスクにさらして、得られる利益がたったの7万円。これで、今まで投資に抵抗を持っていた人が投資始めてみようと思うわけがありません。

 

でも、複利の力をきちんと説明しさえすれば、少しは投資してみようと思う人がでるかもしれません。

 

 

そもそも複利とはでしょうか。

 

複利とは、元本から発生した利息を元本に加えていくことです。そうすることで利息が利息を生み、長い年月を経て利息が雪だるま式に増えていくのです。まあ普通の社会人であれば知っていることでしょう。住宅ローンだって、返済総額は複利で計算します。

 

そしてこの、”利息が雪だるま式に増えていく”ということこそが複利の力なのです。

 

複利計算は、ネットで検索すれば便利な計算サイトがすぐに出てきます。上手に活用しましょう。

 

 

それでは元本100万円、運用期間30年として投資金額がいくらになるのか、複利の力を確認してみましょう。(ここで運用期間30年としたのは、私が確定拠出年金を受け取れる60歳になるのが約30年後だからです。みんなのことは知りません。)

 

利回り 1% ⇒  135万円

利回り 3%  ⇒  243万円

利回り 5%  ⇒  432万円

利回り 7%  ⇒  761万円

利回り 9%  ⇒ 1,327万円

 

どうでしょう。利回りがたった数パーセント違うだけで、時間とともに投資結果にとてつもない差が生まれることがわかります。だからこそ、平均利回りがたったの7%であっても株式投資をする価値があるのです。

 

長期投資は、この複利の力こそが全て。もし複利の力無かりせば、成立しない投資スタイルなのです。

 

そしてこの結果から、より良い投資信託の選び方がわかります。

市場平均が7%ですので、インデックスファンド以外を選ぶのであれば期待する利回りは「7%+信託報酬手数料」以上となります。仮に信託報酬が2%だとすると、9%以上の利回りが見込めないアクティブファンドを購入する意味はありません。

 

1年単位でみれば10%以上の利回りをたたき出すアクティブファンドもありますから、アクティブファンドへの投資も否定されるものではありません。ですが、30年間それを続けるとなると話は別です。それができるなら、その人は間違いなく投資の天才。

30年後には伝説の投資家として名をはせることでしょう。

 

己を凡人と知るならば、インデックスファンドが無難であり、投資の最適解です。

 

私の確定拠出年金は、MSCI-KOKUSAI連動型インデックスファンド100%で構成されています。30年後が楽しみでなりません。

 

でも、この株には複利の力はありませんのでご用心。 

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それではまた!