株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

日本は資本主義に対する理解が足りない

こんばんは、よっぴーです。

 

フランス政府が、ルノーと日産の経営統合を日本政府に提案との記事が躍っています。

日産の社長は相変わらず否定的な立場を貫いていますが、どうなんでしょうかね。

 

資本主義の理論からすれば、株式会社である以上、経営陣の好き嫌いではなく株主価値向上を第一に判断してほしいところです。

 

日産の社員の中には、フランス政府がまた勝手なことをと思っている人もいるでしょうが、私は賛同しかねます。

 

そもそもの発端は、90年代の日産の経営危機です。

その時に日本企業はおろか、日本政府すら見放した日産に救いの手を差し伸べたのが、他でもないルノーだということを忘れてはいけません。倒産間近とみられていた日産に巨額の出資を行い、リスクを取ったことが報われたのです。

 

ところが、立ち直った途端に出ていけの大合唱。

株式会社が何なのかをもう一度勉強した方がいいでしょう。

 

今の日産の対応が許されるのであれば、日本企業への投資は非常にリスクのある行為となります。株主総会によって選任され、忠実義務を課せられている取締役が株主を無視した意思決定を行う。そんな会社には恐ろしくて投資できません。

 

貯蓄から投資へと政府は打ち上げていますが、もっと資本主義に根付かせないと当分は実現しなさそうです。正当な手段で投資をし、リスクを取っている投資家がしっかりと報われる社会になってほしいものです。

 

 

それではまた!