どうなる?第3四半期決算発表
こんにちは、よっぴーです。
今週は、日米で大手企業の打3四半期決算発表が集中する週となります。
ご存じのとおり、アメリカでは正月早々にアップルが下方修正を発表し、日本では先々週に日本電産が下方修正を発表して衝撃を与えました。
原因は、どちらも中国での需要落ち込みとのこと。
中国で大きく事業を展開している企業や、iPhoneへの部品供給で利益を上げてきた企業の決算がどうなるのかが注目です。
もしも市場の動揺が大きければ、企業の実力以上に株価が下落する可能性があります。そして、そのような状況に粛々と買い進めることができれば、後々大きな利益につながります。
ですが、粛々に買い進めるというのは非常に難しいことです。
昨年のクリスマスの暴落時、嬉々として買い増しできた人はどれくらいいたでしょうか?ほとんどいなかったと思います。
恐る恐る買った人はいたかもしれません。ですが、チャンスに大きく動けなければ、大きな利益は得られません。
投資業界の生きる伝説・ウォーレン・バフェットは、アメリカンエクスプレスが不祥事に見舞われ株価が半値近くまで大きく下落した際に、運用資産の40%を突っ込んだと言われています。もちろん伸るか反るかの丁半博打をしたわけではなく、不祥事が事業に影響しないことを調査したうえで、です。
日頃から企業分析の労力を惜しまず、努力し続けてきたからこそできた行為です。
永守会長の見立てによると、春ごろ需要は底打ちするのではないかとのことですが、ビジネスの最前線に立っていない私にはその真偽を確かめる術はありません。
しかし、一代で世界的企業を築き上げ、恐れることなく大幅な下方修正をどこよりも先に発表できる日本を代表する経営者の言葉には重みがあります。
この予測に自分の分析結果を掛け合わせ、投資を行う。
今週は株式投資にかける日頃の努力の成果を見せる、そんなチャンスが再び来るのかもしれません。
それではまた!