米中協議、英国離脱。季節は春に近づき、市場の夜明けは遠のく?
こんばんは、よっぴーです。
あらかじめ言っておきます。
今日の内容は私の推測でしかなく、裏付けるデータなんかはいっさいありません。
位置づけとしては私の備忘録です。
さて、3月は米中協議と英国のEU離脱という2つのビッグイベント待ち構えています。どう転ぶかを予測し、今から自分のポジションを見直そうとしている方の多いのではないでしょうか?
参考までに私の予想を書きます。
まずは米中協議から。
これは間違いなく決裂します。
だって、ドナルド・トランプと習近平ですよ。交渉成立なんて絶対無理です。
アメリカは最悪鎖国したとしても、自国だけでも経済を回せます。故に超大国なのです。いくら13億人の巨大市場が相手とは言え、譲歩する気はさらさらないでしょう。
それに、ここでの譲歩は相手に弱みを見せることになります。”ディールが得意”なトランプ大統領はその辺の機微はわきまえています。
中国は中国で、資源が確保できれば13億人という巨大市場を牛耳っているのですからまだまだ強気にいくでしょう。多少の不況は力でねじ伏せる。一党独裁国家の腕の見せ所になります。
それにアメリカに屈しては習近平の面目丸つぶれですから、少なくともアメリカからも同程度の譲歩を引き出すまでは引き下がれません。
なので決裂です。
次に英国のEU離脱。
これは合意なき離脱となります。
3月が間近に迫る中、企業の行動は合意なき離脱を前提に進んでいます。日本企業でも、日産に続いてホンダも行動を起こしました。英国政府がこれら動きを止める政策を打ち出せていない以上、交渉しつつも既にあきらめているのでしょう。
そもそも今回の離脱劇は、英国の国民投票で決まり、EUは規則に則って離脱交渉の対応しています。どちらも筋が通っていますから、道義的にも法律的にも譲る理由がありません。
民主国家が民主的に決めた結果ですので、経済の低迷といった結果を招いたとしても、私たちは受け入れるしかないでしょう。
EU離脱、トランプ大統領の誕生と、予測できない事態が起きることをこの数年で実際に目で見てきました。だとすれば、私たちにできることは最悪の事態を想定し、その時に耐え抜けるように備えておくことだけです。
良い時代は悪い時代よりも長く続きますが、悪い時代が訪れた時の影響は、投資家を焼き払うのに十分すぎる威力があります。だからこそ投資では、悪い時代にどれだけ損失を抑えられたかが重要になります。
潮が引いて初めて、誰が裸で泳いでいたかわかります。
潮が引く日は近いのかもしれません。
それではまた!