PPAPとAPIエコノミー
こんばんは、よっぴーです。
I have a pen. I have an apple. Ah Apple pen.
から始まるピコ太郎さんの大ヒットソング「PPAP」。
そのヒットは全世界的なもので、トランプ大統領来日の際にはついに安倍首相を交えたスリーショットを撮るまでになりました。
私には良さがさっぱりですが、ブームを巻き起こすだけの何かがあったのでしょう。
ところが今は全然聞きません。
昔テレビ番組で島田紳助さんの言った言葉が思い出されます。
「ブレイクしたものの一発屋になるかは、どこで流行っているか見ればいい。一発屋は子供たちの間で流行っており、生き残るのは同世代の中で流行っている。」
確かそんな感じだったと思います。
正しくそのとおりで、実に奥深い・・・
前置きが長くなりましたが、PPAPに響きの似た?ワードにAPIがあります。
こちらは「Application Prgraming Interface」の略です。それが何かと言われると説明が難しいのですが、あるプログラムから別のあるプログラムを呼び出すための仕組みみたいなものです。
聞きなじみのない人も多いと思いますが、実は身近に活用されている仕組みです。
代表的なのは地図アプリでしょう。
ホットペッパー、ぐるなびといった飲食店検索サイトから、楽天トラベル、じゃらんといったホテルサイトまで、地図はGoogleやgooの地図アプリが使われていますよね。あれは、WebサイトからAPIを利用して地図アプリ呼び出しているのです。
それから家計簿アプリも同じです。
マネーフォワードなんかは、銀行口座、証券口座、クレジットカードに至るまで、金融機関の公開しているAPIを使って接続してアプリに情報を表示しています。
この仕組みがすごいのは、自分で一からサービスを開発しなくても、既存のサービスを組み合わせて自分のサービスの一部にできるところです。地図なんて一から開発できませんし、決済の仕組みも自分で一から構築なんてとてもできません。でも、地図を使ったサービスを展開することもできますし、決済が必要なサービスも展開できます。
そうすると、既存のサービスの組み合わせとアイディア1つで、今までにないサービスを生み出すことができるのです。
決済アプリ、メッセンジャーアプリ、地図アプリ。
誰もが当たり前のように使っているこれらのアプリに、ちょっとしたアイディアを加えてどんなサービスが生まれたと思いますか?
加えられたアイディアは「配車」です。
わかりましたか?
そうです。
世界最大のタクシー会社とも言われる「Uber」の誕生です。
あのサービス誕生には、このAPIが大きく関係しているのです。
まさにPPAPと同じです。どこにでもあるpen、apple、pineappleをくっつけて大ヒットさせたのですから。
Ah~ PenPineappleApplePen
どうでしょう。なんかビッグチャンスの予感がしませんか。
私たちのような一般人でも、アイディアを実現する環境はすでに出来上がっているのです。一歩踏み出す勇気があれば可能性は無限大です。
今一番欲しいものは、その”一歩踏み出す勇気”です。
それではまた!