ソフトバンクGの投資ファンド化が加速
こんばんは、よっぴーです。
Tモバイルとスプリントの経営統合が、ついに実現されそうです。
今週、司法省がとうとう承認しました。一部資産を売却することで、業界内の競争圧力を確保できると判断したようです。
ソフトバンクGは現在スプリントに約84%出資していますが、統合により約27%まで低下する見込みです。出資比率は下がりますが、ソフトバンクKKのように金の卵を産むガチョウに生まれ変わることが期待されます。
そのために、アメリカの通信業界の2台巨頭AT&Tとベライゾンにどこまで迫れるかがカギを握ります。
それにしても、最近ソフトバンクGによる資産の資金化が進んでいます。
エヌビディアの売却、ソフトバンクKKの上場、ヤフー株の譲渡、ウーバーテクノロジーズの上場、そして9月に予定されているウィーカンパニーの上場と続きます。
過去にソフトバンクに煮え湯を飲まされた投資家も多いことでしょう。そのため、ソフトバンクGの株価がこのまま上昇していくことに懐疑的な人も多いかもしれません。しかしここのところの成績は、少なくと短期的には成功と言っていいでしょう。
ただ、その複雑怪奇なバランスシートと投資手法故に、凡人(一般人も金融関係者も含めて)にはその事業価値が理解しがたいものとなっています。会計監査人であるトーマツの担当者であっても、もはや不可能な領域と思われます。会計のプロとしての知識だけでなく、投資のプロ、起業家、経営者の素質とあらゆる要素をもと合わせなければなりません。
その結果、27兆円近い株式資産を保有しながら株価は12兆円前後にとどまっています。
故に個人投資家とってのソフトバンクGへの正しい投資姿勢は、「孫正義という人を妄信」すること尽きます。はたから見れば宗教そのものですが、それ以外の理由でソフトバンクGへ投資することは不可能でしょう。
大昔の記事で書きましたが、ソフトバンクGへの投資とは、孫正義という稀代の投資家へ資金を預け、世界の超有望未公開企業へ投資する投資信託を購入することと同義なのです。
この姿勢は今後も変わることはありませんが、私のこの姿勢にソフトバンクGがまた一歩近づいてきたと感じています。時代が私に追い付いてきたと。
偉そうに言ってすみません。
それでも私は孫正義社長を信じていますので、このままソフトバンクGへの”凍死”家として居続けます。
それではまた!