株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

セブンペイ終了だって。でも、社内ではすごいと話題に

こんばんは、よっぴーです。

 

7月1日にファミペイと同時に鳴り物入りでリリースされた、セブンイレブンQRコード決済アプリ「セブンペイ」。

 

ところが、不正利用が相次ぎなんと9月にサービス終了が発表されました。たった3ヶ月という短い命で終わってしまうのです。

コンビニ業界の王者セブンイレブンが、QRコード決済としては後発ながら、満を持してリリースしただけに驚きの結末です。

 

不正利用発覚後の会見で、二段階認証を行っていなかったこと、社長がそもそも二段階認証を知らなかったことから批判の嵐となったことは記憶に新しいです。

 

そんなセブンペイ終了のニュースですが、会社ではすごいと話題になりました。

 

何がすごいかって、やめるという決断を下したことがです。

 

開発費、広告宣伝費だってバカにならない金額がかかっているでしょう。セキュリティ対策をすることで継続するという判断を下すこともできたでしょう。

 

それでも不正発覚後1ヶ月経たないうちに、やめるという判断を下したのです。明確な失敗という汚点が付くにもかかわらずその判断に至ったということは、勇気ある経営なのでしょう。

 

私の会社では考えられないことです。

 

平凡なサラリーマン役員であれば、失敗を認めたくないが故に己の在任中は追加投資を続けてだらだら延命させるのではないでしょうか。自分の行ったことに対して失敗を認め、素早い決断を下すことができるのはオーナー社長の専売特許のようなものです。

 

私の会社は、まさしくそんな感じです。

 

コストに見合ったメリットがなくても、ほとんど誰もそのことをはっきり指摘できず、また分かっていても決断を下せないままだらだらと続ける。継続か廃止かが俎上に載ってから1年以上たっているものがいくつもあります。中途半端なまま続けられることで、無駄にリソースが消費されていくのです。

 

自分が担当して取り組んでいることを否定されるだけでも耐えられないのに、それを認めて決断を下すというのが非常に難しいのもわかります。しかし、ある意味責任とるのが仕事である立場の人がそれを嫌うなら、部下もそれを見ていますから、当然社員のモチベーションは上がりません。企業の力は低下する一方になります。

 

なので、セブンペイをやめる、それも1ヶ月も経たないうちに決断を下したことに対してすごいと話題になりました。

 

さみしいことですが、それが私の会社の現実のようです。

 

それではまた!