転売でも買い占めでも好きにすればいいじゃない
こんばんは、よっぴーです。
昨日ドラッグストアに行ったのですが、マスク、消毒液、除菌ペーパーは相変わらず品切れ状態。今週新たに品薄がニュースになったトイレットペーパーとティッシュペーパーもなくなっていました。嵩張る商品だけに普段それなりのスペースを取って販売されていますが、その棚がすっからかんになっているのは壮観でした。
トイレットペーパーが品薄というとオイルショックが思い出されますが、日本人は何かあるとトイレットペーパーが欲しくてたまらなくなるのでしょうか?
そんなにあっても邪魔なだけだと思うのですが。
因みに、両方とも店員が細々と棚に補充していました。
ニュースを見る ⇒ お店に行く ⇒ 本当に品薄になっているのを見る ⇒ 心配になって買うという負の連鎖がまた始まるのでしょう。
ということで、来週はトイレットペーパーとティッシュペーパーの高額転売が話題になると想像するかもしれませんが、嵩張るものなので一時的なものだと予想しています。
因みに私は、マスクの転売には賛成の立場です。
理由はシンプルで、安く仕入れて高く売るのが商売だからです。誰からも非難されるいわれのない経済活動です。
そして、私が資本主義を愛する自由主義者だからです。
さて、なぜ高額転売が起きるかを解説しましょう。
それは言うまでもありませんが、「需要と供給のミスマッチ」です。
以上、おしまい。
ですが、その市場の歪みとはビジネスチャンスのことであり、その歪みを見つけ、行動に移した者が利益を得ます。
そのため転売をなくすには、値段を上げて需要を減らすか、需要に見合うだけ供給を増やすかのどちらかしか解決できません。ついでに言えば、供給はすぐに増やすことができませんから、短期的には値段が上がります。
本来ならば、ドラッグストアがマスクを値上げして需要が調整されるのが自然な流れですが、それをしないがために起きているのが高額転売なのです。八百屋だって、鍋の季節になれば白菜を値上げします。そうやって値上げすることで需要が減り、白菜が店頭から消えてパニックになることはありません。
値段が上がるのは転売屋が大量購入しているからだという意見もありますが、市場を歪ませるほど資金力のある転売屋なんていないでしょうから、はっきり言って濡れ衣です。
歪んでしまったのは、数多の人が一斉に大量購入に動いたからです。つまり、普通の人が転売屋のビジネスチャンスを作っているのです。
「神の見えざる手」により、世の中は合理的に動きます。
今の風潮では転売は悪のような印象を受けますが、見方を変えれば良いことでもあります。
例えば、東京では品切れだが、他の県なら売っている場合です。この場合、そこまでの交通費や時間を考えれば、転売品の方が安くなることもあります。お店で買おうとすれば開店前から並ぶ必要がある場合も同様です。
見方を変えれば世界は変わるのですから、ものごとはポジティブに考えていきましょう。
それではまた!