財形ってお金を貯められるの？

こんばんは、よっぴーです。

 

 

私の勤め先は財形貯蓄を導入しています。後輩があるとき、「お金貯まらないから財形しようかな」と言っていました。お金が貯まらないということは、それだけ使ってしまっているということでしょう。お金を使うこと自体は問題ではなく、その人の価値観でもありますし、それで満足を得られれば素晴らしいことです。ただ、お金が貯まらないことに漠然と不安を覚えてしまうというのもわかります。

 

財形のうたい文句と言えば、給料天引きだから知らず知らずのうちにお金が貯まる、というもの。給与から有無を言わさず引き落とし、別口座に振り込む。この仕組みなら、お金が貯まる気もします。

 

ただこのうたい文句、間違いとは言いませんが、怪しいものがあります。私の偏見かもしれませんが、財形でお金が貯まる人は、財形をしなくてもお金が貯められる気がしています。金遣いが荒い人は、結局引き出して使っています。何せいつでも引き出し自由なのですから。その上、引き出してもペナルティがありません。これで浪費癖を抑えられるなら、だれも苦労はしません。本当に貯められる仕組みにするなら、一定期間引き出せない、または元本割れなどのペナルティを課さなけば意味がありません。

 

そう考えると、いっそ給与口座から引きと落とす自動積立の投資信託の方が貯まる気がします。長期的にはプラスになる可能性の高い投資信託で、含み損を抱えれば無理して解約するインセンティブは働ない気がします。さらに、基準価格が下がって損が膨らめば膨らむほど積立には有利な環境となり、上がり始めれば多くの利益をもたらす原動力となります。ということで、私は財形に勤しむくらいなら、積立投信をお勧めします。

 

それでも浪費癖のある人は、損が膨らむくらいなら解約して使ってしまおうと思うのでしょうか。

だとすれば、お金を使って楽しく暮らした方が幸せでしょう。お金を貯めてストレスも溜めるくらいなら、一度きりの人生楽しくいきましょう。

 

 

それではまた！