株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

ウェルスナビの無料診断

こんばんは、よっぴーです。
 
 
業界№1というのは因果なもので、その知名度、実績を売りに業績を伸ばすことができる反面、多くのネガティブな意見を集めます。私のブログも、影響力は全くないもののロボットアドバイザーに否定的な勢力です。
 
そうはいってもせっかく無料診断をやっているのだがら、物は試しにやってみました。
 
結果は、リスク許容度が5段階中の5。
ここまではある意味予想通りです。日本株100%の個別株運用を行っていることを考えれば、分散投資がモットーのウェルスナビではリスク許容度は高くなるのも納得です。
 
予想運用成績ですが、初期200万円、毎月3万円積立を30年間続けると、投資額1,280万円に対して70%以上の確率で2,417万円以上になるとのこと。
それだけではありません。3,268万円以上になる確率は50%、4,505万円以上になる確率は30%だそう。特に何もせずに続けるだけで1,000万円以上得られることを考えると、何だか夢があります。
 
次に、これを利回りで見てみましょう。30年で資産がおよそ倍増すると、複利計算で年利3.7%くらいです。4,500万円以上になると想定すると、年利6.5%くらいになります。
 
あれ?倍増で終わってしまうと利回りは案外低いぞ。
 
いやあ、利回りを見るって大事ですね。30年で資産倍増と聞くとなんだかすごい気がしますが、利回りはたったの3.7%。預金の金利と比べればとてつもない利回りであることに違いありませんが、決して魅力的な利回りではありません。自分で運用した方が増やせる気さえしてきます。
投資未経験者にしたって、「元本割れのリスクはありますが、30年間で年利3.7%の運用が期待できます。」なんて言っても投資するでしょうか。年利たった3.7%のために、虎の子の資産を危険にさらすなんてまっぴらごめんと思うでしょう。
でも、「元本割れのリスクはありますが、30年間の運用で資産倍増が期待できますよ。」と言えば、投資してみようかと思う人もいるでしょう。どちらも同じことを言っていますが、受ける印象が違います。
この辺のマジックは、保険なんかでも使われているようです。複利計算の利回りを出すと利回りが低くて魅力的に見せられないので、あえて金額を出しておびき寄せる。複利の威力を理解していない人には効果抜群です。
 
 
複利計算の利回りはいくらだろう?と考えたことのない人は要注意。知らない間にカモにされているかもしれませんよ。
 
 
それではまた!