株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

理解するのも、それを行動に移すのも難しい

おはようございます、よっぴーです。

 

最近、部署で勉強会なるものを行っています。当たり前ですが、私の発案ではなく、上司の発案です。なので、就業時間内に1時間程度の時間を作ってみんなでテーマに従って勉強しています。

 

その勉強会の中で最近行ったのが、”現在価値”です。

投資している人なら当たり前(?)ですが、現在の1万円は料来の1万円と等価ではありません。もちろん等価になる場合もありますが、そんなことはほとんどないでしょう。

 

現在価値と将来価値の違いを理解させるためによく出される例題が、「今すぐ1万円もらうのと、1年後に1万円もらうのとどちらがいいですか?」というものです。ほとんどの人が今すぐもらう方を選ぶでしょう。

多くの人が「現在価値>将来価値」ということを感覚的に知っています。

 

でも、それを実生活に生かすとなると非常に難しいのです。

 

部内の勉強会で、DCF法(将来のFCFを予測し、割引率を用いて現在価値を算出する方法)が取り上げられました。これを行うことで理論株価を導き出すこともできますし、退職金の現在価値も導き出すこともできます。

 

DCF法では、割引率は決まっておらず各々が決めることとなります。もちろん荒唐無稽なものでは意味がないので、ある程度論理的に決めることが重要です。株価の場合はTOPIXなどの指標の過去の期待収益率を用いるなどです。

 

それで、私が株をやっていることは部内の全員が知っているので、この手の話題の際にはネタにされるのですが、みんな私をギャンブラーだと思っています(別にいいんですけどね・・・)。でも現在価値を理解したならば、私の割引率が他の人よりも高いだけだということが分かってもらえるはずです。

 

みんなにとっては「今の貯金100万円=将来の貯金100万円」ですが、私にとっては「今の貯金100万円>将来の貯金100万円」なのです。だからこそ株式投資をしているんですよね。

確定拠出年金だって、月々の掛金は数千円でしかありません。60歳まで引き出せないのですから、30年後にしか受け取れない現在の数千円の価値なんてほとんどありません。だから、元本保証型を選ぶ必然性は私にはありません。全て海外先進国インデックスファンドに投資しています。

 

でも、こんなファイナンス理論を振りかざしたところで結局割引率は人それぞれです。それなのに私の割引率を人に押し付けるのは余計なお世話でしかないので、人それぞれ貯金に勤しむなり、投資に勤しむなり好きに行動すればいいでしょう。

 

でも、労働+貯金だけではお金持ちになれないことは人類の歴史が物語っています。だからこそ、お金持ちになりたい人は現在価値をしっかり理解し、それを行動に移す必要があるでしょう。

 

 

それではまた!