株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

会社の利益って株主のものですよね?

こんばんは、よっぴーです。
 
 
株式投資を始めると、労働者目線よりも株主目線でニュースを見ることが多くなります。そうすると、ニュースを触れたときに、今までと違った見方をするようになります。
もちろん副作用もあります。株式投資をしていない会社の同僚と意見が合わなくなるくらいです。資本家と労働者の会話になってしまうのですから、当たり前と言えば当たり前です。
 
 
毎日のように新聞に載っている長時間労働の是正、いわゆる働き方改革も株主と労働者では当然意見が対立します。よく見かけるのが、「労働時間短縮 → 残業時間減少 → 残業代減少 → 給料減少」となるので、浮いた残業代は従業員に還元すべし、という意見です。
でも、そもそも会社の利益って株主のものですよね?それが株式会社ですよね?
だから、「残業代減少 → 利益増加 → 株主還元強化」が正しいと思うのです。この時点で、株式投資をしていない人たちとは意見が対立します。でも、株式会社の持ち主はどこまでいっても株主です。
 
 
こんな私でも、従業員に還元するのを全く否定するつもりはありません。それは、従業員に還元することについて経営者が株主に合理的に説明でき、且つその結果責任を負うことが明確な場合です。わかりやすい例は、経営者=大株主のときです。これは、従業員に還元しても会社が成長しなかった時には、経営者が株価下落という形で大きな責任をとることになります。
 
でも今の風潮をみるに、世の中に嫌われたくないという自分の保身のためだけに、本来株主のものであるはずの会社の資産を経営者が使ってしまう気がします。これこそまさに、『株式投資』の中でシーゲル教授も述べていた”エージェンシーコスト”です。
今の日本はエージェンシーコストが高くなってきているのでしょう。株主として、しっかり経営を監視していくことがますます求められます。
 
 
それではまた!