株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

インサイダー恐るべし

こんばんは、よっぴーです。
 
 
3月26日のKDDIのIRニュースで、「自己株式所得状況及び所得終了に関するお知らせ」が上がっていました。1月に発表して以来、約2か月かけて行われた結果は以下の通りです。
 
 
取得株数 18,953,100株
 
取得金額 49,999,824,150円
 
 
上限が株数 21,000,000株、金額 500億円であることを考えると、大変満足のいく結果です。
 
 
それにしても、恐ろしいのはその平均取得単価です。これだけの規模で行っておいて、平均取得単価はわずか「2,638円」です。2月、3月の相場の荒れ具合を考慮しても、この単価で買い進められたことには脱帽します。これぞ正しく、究極のインサイダー取引です(もちろん誉め言葉ですよ。)。
一株主として感謝しています。
 
 
今回の自己株式取得ですが、2つの明確なメッセージが感じられました。
1つ目は、KDDIとして2,600円台は株式が過小評価されていると判断しているということ。2つ目は、今後もKDDIが積極的な株主還元を続けるということです。でなければこの荒れ相場の中、上限一杯まで粛々と買い進めることはできないでしょう。自己株式取得の枠だけ設け、実際はほとんど行わない会社だってあります。
もちろん、買うと決められたから後は機械的にやっていた可能性はあります。しかしながら、2月、3月と荒れた相場の中で、自分の判断を信じて買い進められた人が何人いるでしょうか。皆が売っているときこそ最高の買い場と頭でわかっていても、行動に移せるかは別の話です。
 
自己株式取得の陣頭指揮を執った方は余程先見の明がある方なのでしょう。2月、3月がこれ程荒れるなんてわからない時に取得を決め、実際とても割安な単価で取得しました。どなたかはわかりませんが、私の資産運用をお任せしたいくらいです。
 
ただし、信託報酬はインデックスファンド以下でないとダメですよ。私、わがままなので。
 
 
それではまた!