株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

増配と簡単に言うけれど

こんばんは、よっぴーです。
 
 
3月に決算を迎えた企業の決算発表が続々と行われています。
私の保有する企業もだいぶ出そろってきました。
 
公開しているポートフォリオを見ていただければわかりますが、三菱商事三井物産伊藤忠商事、丸紅、双日といった総合商社の主要どころを保有しています。あと住友商事豊田通商あたりを抑えれば、総合商社コンプリートといったところでしょうか。もっとも、投資金額は全部で70万円程度少額ですが。
 
そんな総合商社達ですが、三井物産を除いてすべて今期配当予想を増配と発表しました。
これはうれしいですね。投資金額に対する配当利回りがだいぶ上がります。
 
 
それでも油断は禁物です。総合商社と言っても資源価格の変動が大きく利益に影響しますし、その他投資先の事業に対する減損の可能性もあります。実際に配当を受け取るまでは絵に描いた餅。夢や希望を持つのは構いませんが、過度な期待はいけません。
 
何せ日本企業の悪い癖で、景気のいいときは勇ましく増配しますが、一度景気後退となれば容赦なく減配してきます。特に総合商社は景気で業績が大きくぶれるため、その傾向が強い気がします。
例外は、期間限定ではあるものの配当の下限を設けている伊藤忠商事だけです。
 
 
日本企業への投資する上での不満は、やはりこの配当金に対する意識の低さです。よく決算書で、「利益の○○%を配当」というのを見かけますが、この「利益の○○%を配当」こそが減配を平気で行う悪習の元凶ですよ。減配しても、「約束通り利益の○○%を配当します。」ってなるだけですから。そこに経営責任はありません。減配は経営者の汚点でも何でもないんです。
 
だからこそ配当性向は利益の○○%だなんて言わずに、しっかり金額でコミットしてほしいですね。どうしてもパーセントを使いたいなら、「配当は前年比○○%増」みたいに使い方にしてほしいものです。そうすれば株主との約束にも重みが出るでしょうし、減配は経営者の失点との意識も高まるでしょう。
 
 
あー、やだやだ。うれしい増配発表なのに愚痴が出てしまった。
うれしいことは素直に喜べる人になりたいです。
 
 
 
それではまた!