人はかくも恐ろしきものなり
こんばんは、よっぴーです。
誰かに見つけられ、ネットやテレビで大バッシング。
そう、今や最も有名な地方議員といって過言でない、諸田洋之静岡県議会議員です。
この人いったい何をやらかしたのか。
殺人?窃盗?強姦?暴行?あおり運転?
いえ、そんな生易しいものではありません。
なんと、オークションサイトでマスクを大量販売したのです。
・・・
あほ臭くないですか?
大の大人が寄ってたかってバッシングするようなことですか?
だって彼は、何も悪いことはしていないのです。オークションサイトでマスクを売っただけ。それなのにテレビやネットでは、弁護士に罪に問えないか尋ねているんです。
当たり前ですが、問えるわけがない。バカバカしい。
こういう人をみんなで袋叩きにするなんて、人はかく恐ろしいものと認識させられます。それにしても、いったい何が人をそうさせてしまうのでしょうか?
冷静に考えてみてください。
何度も言いますが、この人は倉庫に眠っていた在庫のマスクを売っただけですよ。
それなのに、寄付すればいいだの、値段を安く設定して売ればいいだのと。人の所有物をまるで公共物だと勘違いしているような発言まで出ています。
ああ恐ろしい。
因みに、転売が規制されることになってマスクが買えるようになると思っている人がいたら、残念でした。絶対量が不足している上、政府が生産時点で買い占めているのだから市場では不足したままです。
そしてお店に並んだマスクは、転売に反対し、今回議員を糾弾し、今こそみんなで助け合おうと声高に叫ぶ「善良な一般市民」が、自分のためにと我先に買い求めて消えていきます。これが今向かいつつある世界です。
そんな世界で人を非難するのは簡単です。
私にはできないが、あなたはできる。だからあなたには、それをする義務がある。もししないならば、それは罪である。
ただそれだけでいいのですから。
そんな世界、私は嫌です。
それならば、少なくとお金さえ出せば、緊急事態であってもほしいものが手に入る。そんな世界の方がずっと暮らしやすいと思いませんか?
それではまた!