株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

KDDIを買い増す理由③

こんばんは、よっぴーです。
 
前回に続き、KDDIを買っている理由を書いていきます。
 
3つ目の理由は、同業他社と比べたKDDIの魅力です。
 
まずソフトバンクとの比較ですが、これは簡単です。
何故ってソフトバンクは現時点で上場していないから。ということで、買いたくても買えません。
もちろん現在の事業領域の中では日本で数少ないKDDIのライバル企業ですから、その動向は
気にかけています。仮に上場されていたとしても、ソフトバンクグループのキャッシュ製造部門
としての側面が強く、成長性という面では魅力的に映りません。
念のため言っておきますが、上場しているソフトバンクGはソフトバンクとは全くの別ものです。
ソフトバンクGを通信事業者としてKDDIと比較するのは大間違いです。ソフトバンクGは、
ソフトバンクの生み出したキャッシュで投資を行い、さらにその投資の利益をもとに借り入れを
行って投資を拡大していく投資会社です。孫社長の言う「情報革命業」の会社です。
ですので、ソフトバンクGを通信会社として投資するのは止めておきましょう。
 
続いてNTTドコモとの比較です。
これもソフトバンクと同じになりますが、NTTドコモNTTグループ移動体通信事業会社です。
業界最大手で、財務状況、配当利回りがいくらKDDIより良くても、会社として今後も成長していく
かと考えると疑問です。グループ内の一事業会社としての位置づけでは、グループ内で重複する
事業への進出が難しく、事業展開の選択肢が狭まってしまいます。また配当性向が50%以上と
高いことも、新規投資への意欲が低くないにしても、そこまで高くないのではと思わせます。
ひょっとしたら、配当以上に株主に報いる投資先がまだ見つかっていないだけかもしれませんが。
 
とすると、KDDIの有力な比較対象はNTTとなります。ただ、NTTの筆頭株主は国であり、KDDI
ように自由に事業を展開できるかと言えば難しいのではないでしょうか。日本郵便、ゆうちょ銀行、
かんぽ生命が何かしようとすると民業圧迫との批判を受けるのをみると、NTTは株主だけでなく、
国を通じて民意にも気を使わなくてはなりません。
反対に、KDDIの大株主はトヨタ自動車、京セラです。どちらも日本を代表する企業にして、創業者、
創業者一族が経営に影響力を持っています。サラリーマン社長とは異なり、大きな決断を素早く
できる強みがあります。
それに私は根っからリバタリアン。新しい時代は、やはり純粋な民間企業にけん引してもらいたいです。
 
 
こうして書いてみると、3つ目の理由はかなり私の嗜好というか偏見がすごいですね。
これが読者の参考になるのかしら。
 
 
それではまた!