株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

日本では成果ではなく時間で給料が決まる

こんばんは、よっぴーです。

 

投資の話ではありません。今日は少し横道にそれます。

 

裁量労働制が国会で紛糾しています。きっかけは、安倍総理が「裁量労働の方が、労働時間が短いデータもある」との答弁を撤回、陳謝したことです。なんでもデータの出し方が不適切だったそうな。

 

そんなことはさておき、裁量労働制には一考の価値があります。何故なら、サラリーマンの年収は仕事の成果ではなく、仕事をした時間に依存しているからです。

 

サラリーマンの方なら身に覚えがあるでしょう。就業時間が18時間だとして、今まで10時間かかっていた仕事を8時間で終わるように効率化した人より、8時間で終わる仕事を10時間かけた方が年収が多くなるのですから。

それだけでなく、定時に帰る人は、それが8時間で終わるように効率化した人であっても、「あの人の仕事は定時で帰れるなんて楽でいいね」と皮肉を言われます。年収だけでなく、評価まで労働時間で決まってしまうかのようです。

 

私には日本人の生産性が低いというは、ここに根があるような気がしてなりません。もし裁量労働制になれば、嫌でも効率化するようになるでしょう。だらだら仕事をしても給料は増えませんから。

一方で、企業から長時間労働を強いられるとの懸念があるのも確かです。ですが、サービス残業や過労死は労働裁量制とは関係なく起きています。これは明らかに企業のモラルの問題で、制度とは関係ありません。

 

この制度、日本企業が競争力を高めるために必要だと私は思うのですが、みなさんはいかがでしょうか。

 
 
それではまた!