株式投資で巨万の富を目指して

サラリーマン投資家よっぴーの資産運用録。

積立NISAの積立額の不思議

こんばんは、よっぴーです。

 

来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、来年のNISA枠は積立NISAにしようかなと早くも考えています。

 

だって、毎年毎年120万円を用意するのも楽じゃないんだもん。

 

何の変哲もない年ならボーナスをフル活用して捻出できるんですが、来年は車の買い替えを計画中。そうなると、さすがに通常NISA枠フル活用は難しい。でも40万なら何とかなる。それでも、今までどおり通常NISAで個別株投資をする魅力も捨てがたく、非常に悩んでいます。

 

それにしても積立NISAって不思議ですね。何がって積立額が。

だって、積立って言うくせに12で割り切れないんですよ。今までは通常NISA一択だったので深く考えませんでしたが、いざ積立NISAを候補に入れると気になりだしました。

 

普通積立って言えば、毎月一定額を拠出するでしょ?

保険だって、財形貯蓄だって、積み立てるときは毎月一定額が基本です。なのに積立NISAで毎月一定額を積み立てようとすると、毎月33,333円、総計399,996円となり4円余ります。実に気持ち悪い。

 

12で割り切れるきりの良い金額なら、毎月3万積立の36万、毎月3万5千円積立の42万円といくらでも候補はあります。

金融庁は何を考えていた?

意味不明。商品を絞っている場合じゃないでしょ。寝れなくなるほどではないにしろ、こういうことが気になってしまう人ってたぶん多いと思います。

 

ググれば答えが見つかるのかもしれませんが、ここは頭の体操と思って仮説を立ててみましょう。

 

私の立てた仮説は、「運用期間を少しでも長くさせるため」です。

 

どういうことかというと、せっかく20年間という長期投資を行うための制度であるにもかかわらず、常識に縛られて毎月一定の積立にすると、12月に積み立てた分の運用期間が19年になってしまいます。これは実にもったいない。

投資期間が長ければ長いほど非課税の恩恵を多く受けられて有利なのだから、最も良いのは年始早々40万円を一括投資することです。だからあえて12で割り切れない金額にし、一括投資を密かに促しているのでは?という見方です。

 

こう考えると、なんで金融庁がやたら張り切って対象商品を絞り込んだのかも理解できます。

 

NISAは制度上、商品のスイッチングが不可能です。一度商品を決めたら後は祈るだけ。だから一括投資させることを密かに目論む以上、おバカな国民が変な商品に引っかからないよう賢いお上が導いてあげよう、と。

国民なめんな!という気もしますが、貯金というローリターン商品の補完のため、宝くじという極端なハイリスク・ハイリターン商品に手を出す国民性を考えれば仕方ないのかもしれません。

それでも、金融機関のやる気を削ぐくらい手数料の低い商品に絞り込んだことはあっぱれです。

 

この仮説どうでしょう。まあ誰でも思いつきそうなことなので、今更感がありますかね。

 

それにしても、新車を買うか通常NISAで個別株を買うか、それが問題だ。

 

それではまた!