加熱式タバコの新商品を発表。売れるのか?
こんばんは、よっぴーです。
JTが加熱式タバコの新商品を発表しました。
従来のプルームテックは低温式と呼ばれるもので、アイコスやグローとは一線を画していました。圧倒的に匂いが少ないのが特徴ですが、一方で吸いごたえがないと言われ、紙巻式タバコユーザーを満足させられないのではとの指摘を受けていました。
そんな中、満を持しての高温式の発売です。
つまり、これから本格的にアイコスを追撃するというJTの意思の表れです。
私はたばこを吸ったことがないので、加熱式タバコの良さも何もわかりません。
なので、会社で喫煙者にいろいろ話を聞くようにしています。
私の会社では、グローが一番人気があるような気がします。なんでも、一番吸いごたえがあるそうです。
アイコスユーザーも多いですが、やはり一番最初に発売されていることが大きいのでしょう。おいしいとかそういうのではなく、一種のステータスみたいな感じです。言うなれば、カフェ業界のスタバ的存在。
そして、プルームテックの人気がないかと言えばそうでもなく、プルームテックなら家で吸わせてもらえるという声があります。が、吸った気がしないという人もいます。
そんな中、出遅れたとみられていたJTがどこよりも早く、匂いを気にするユーザー向けの低温式、吸いごたえを求めるユーザー向けの高温式をそろえることとなりました。
果たして、アイコスの牙城を崩していくことができるのでしょうか?
これが吉と出るか凶と出るかはわかりせん。
しかし、利益を伸ばすチャンスであることに違いはありません。需要が減少の一途をたどる日本市場において、たばこメーカーにとっての明るい話題はなかなかありません。
これからの私の主力銘柄となっていく予定のJTですから、期待しています。
株式投資のバイブル「株式投資の未来」でのシーゲル教授の分析はあくまで過去の話ですが、それでもなお巨額の利益を上げ続けているのがたばこ会社です。先進国での規制、喫煙人口の減少により日本、海外を問わず下落に見舞われている最中ですが、安定した利益を上げ続けていることを忘れてはいけません。
悲観する材料が多くて割安に放置されている株を買い、配当を再投資して株数を増やす。そして、上昇相場で一気に資産を増やす。まさしくシーゲル教授の分析どおりの状況が起きているのです。
投資ブログを見るとたばこ会社に投資している人多さに驚き、本当に不人気銘柄なのかと疑ってしまいますが、特殊な世界なので気にすることありません。周囲の人にJTに投資をしていると言ってみてください。第一声は「なんで?」と言われ、斜陽産業の最たるものに投資をしているなんて、なんて投資センスのない人だろうという眼差しを向けられます。
ですが、それこそが私の精神安定剤。みんなからさすがだと言われたら、逆に不安です。世間で「たばこ会社に投資=儲からない」というイメージがあるうちは、間違いなく不人気銘柄です。
JTには、これからも不人気であり続け、多くの利益をあげ、あり余るキャッシュを株主に還元し続けてくれることを望みます。
それではまた!